ヒマラヤ植物からの
フラワーオブライフ絞り染め

自然の染め物から仕立てられた
◼️絞り染めチュニック

他にも
◼️マルチプルコットン綿シーツ
blogurl https://happinessbluebirds.com/himalayan_cotton/
◼️【予約受注】絞り染めパンツ
URL https://happinessbluebirds.com/pants_floweroflife/

自然染色:
主にネパールで採取される木や葉などの植物染料をもとに、現地工場(ワールドフェアトレードカンパニー)の
手作業で染色しています。

主に使用している染色原料は、長年ネパールの
人々の間で慕われてきた薬効のある植物です。
他にも私たちは、
◯ネパール語アナールANAR
(英: POMEGRANATE)ざくろの皮
◯ブラウン系には、
ネパール語 KHAYER
(英:ACACIA CATECHU)アカシアの木
◯インド茜(英:Rubia Cordifolia)
を使用しています。

2015年よりフラワーオブライフの絞り染めをお願いしているNEPALパタン町、老舗ワールドフェアトレード認証工場では多くのネパール女性が働いています。女性のみ中心のカンパニーを長く実現させています。

黄金色

◯染色植物
ミロバラン(木の実)
媒染アルミ
ミロバランはシクンシ科の落葉中高木で、インドからインドシナ半島の熱帯アジアを原産としています。古く日本へも伝えられ、正倉院の『種々薬帳(しゅじゅやくちょう)』にある「呵梨勒(カリロク)」とはミロバランだとされています。『種々薬帳』にもあるようにミロバランは整腸作用や下痢止めの効果がある生薬(漢方薬)とされてきました。タンニンを多く含むミロバランは、アルミ媒染で黄色、鉄媒染でカーキー色に染まります。
ミロバラン(かりろく)は、整腸作用や下痢止めの薬効有り。かりろくは室町時代は、魔除け・邪気よけとしても使われたとのこと、お釈迦様の涅槃図にも描かれているそうです。

虹色/桃色

◯染色植物
ラック(カイガラムシ)
銅媒染
奈良時代にはすでに日本にもラックが持ち込まれ、正倉院宝物の薬物(正倉院には沢山の生薬が残されているそうです)に「紫鉱」と言う名前で納められているようです。
カイガラムシはイチジク属の木やアカシアの仲間の木でよく繁殖するそうです。

銀色

◯染色植物
マハランギ
鉄媒染
ネパール語でマハランギと呼ばれるこの植物は主に薬草として収穫されますが、この植物が生み出す色に我々は着目しました。”Maharanga Emodi(国際一般的名称)”はその根より染料が生産され、ウールやシルクの染料として何百年も利用されてきています。薬草としては根も花も利用されてきました。
この植物は3000mから3900mにもなるネパール・ヒマラヤ山脈に生息しますが、インド・ガルワールからブータンにかけての3500mから4000mの地域でも見られます。
マハランギの原材料とパウダー状になったものは、茶色の色をしています。
植物が持つ色を最大限に引き出すために、沸騰させ浸し染料として使用する前に原材料を粉末化する必要があります。
ミョウバン媒染ウール、シルク、フェルトに染色したものが知られています。
発色は繊細で美しいものです。

濃藍/青藍

◯染色植物
インド藍(マメ科/木藍)
(色止として苛性ソーダ等)
紀元前よりインドの高価な染料としてギリシャやローマに輸出されていたと言うインド藍葉。
濃く藍染した布は耐久性が増し、抗菌性・消臭性にも優れ、害虫・蛇避け効果があるため作業着や足袋などにも古くから使われて来ました。燃えにくく保温性にも優れているとされます。

↑藍染絞りのコットンスカーフ

媒染:
繊維に色を定着させる工程で使用する。
みょうばん、硫酸第一鉄、銅、などを使用しています。

色止:
苛性ソーダ等の色止めの使用により、洗濯機弱でのお洗濯も可能。洗剤は弱酸性。
手洗いも推奨。陰干。日の当たらない箇所に保管。

ご予約、お問い合わせはお気軽ににどうぞ。
ヒマラヤの自然染のご予約は1点から可能。卸販売、量産、他色希望承ります。

お問い合わせ先:
Info@happinessbluebirds.com

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